ミュラー・オルガン

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大教会の中でもひときわ目を引くのは、1738年建造の印象的なミュラー・オルガンで、世界でも最も描かれ写真に収められている楽器と言って良いでしょう。

この楽器は教会の西側の壁全体を覆い、地面から約30メートルもの高さがあります。
楽器の中心を成すいちばん長い部分には、上下に配置された、オランダ語で「ヴェルク」と呼ばれるオルガンの各セクション(ルクヴェルク、ホーフトヴェルク、ボーヴェンヴェルク)をはっきりと見てとることができます。また両側には巨大な「ペダルタワー」がそびえ、約11メートル(32フィート)にも及ぶパイプが設置されています。

オルガンは金色で装飾され、25を超える等身大以上の彫像が飾られています。これらはすべて、アムステルダムの彫刻家、ヤン・ファン・ロクテレンによる作品です。二頭のライオンとハーレム市の紋章がオルガン全体の冠を形成しています。

ミュラー・オルガンの見学ツアー
ハーレム市のオルガニストがガイドするミュラー・オルガンの見学ツアーに関しては、“Orgelexcursies”のページをご覧ください。

ミュラー・オルガンの試奏会(アマチュアデー)
ハーレム市では上級アマチュアオルガニストにミュラー・オルガンを試奏する機会を提供しています。”Orgelconcerten“のページより日程と詳細をお読みください。

オルガン

オルガンは完成後まもなく国際的に有名な観光名所となり、現在でも多くの訪問者を魅了し続けています。

オルガンは1740年と50年に、このためにわざわざ旅してきたG.F.ヘンデルによって、そして1766年には当時10歳のモーツァルトによって演奏されています。毎年夏には毎週の市主催のオルガンコンサートにたくさんの聴衆が訪れます。隔年開催の国際オルガンフェスティバル期間中には、さらにたくさんのオルガンファンがやって来ます。

このハーレムのオルガンを手がけたドイツ出身のオルガン建造家、クリスティアン・ミュラーは、彼の時代だけでなくあらゆる時代において、偉大なオルガン製作者のひとりです。

複数回にわたり -最近の大規模な修復はデンマークのマルクーセン社により1959-60年に行われました- 大規模な修復が行われたにもかかわらずオルガンは古いパイプのおよそ90%を含めて大部分がオリジナルのコンセプトを保っています。

現在オルガンのメンテナンスを担当しているザーンダムのオルガン建造社・フレントロップが近年行った多数の再整音作業のおかげで、オルガンの音色はますますオリジナルに近づきました。音色は幅広く、かつ際立っていて、無数のカラーバリエーションにもかかわらず非常に均質でもあります。

有名な音色には、詩篇歌唱の際にメロディを際立たせるためのレジスターであるコルネット、そしてかのヘンデルを魅了したとして知られるヴォックス・フマーナあるいは人間の声の模倣であるレジスターなどがあります。

教会の優れた音響効果も当然、楽器の音に影響します。いくつかの技術的なデータを挙げると:このオルガンには3段の手鍵盤とペダルがあり、64のレジスターに分けられた5000以上のパイプが入っています。ケースの材質は松の木で、マホガニー色で塗装されており、すべてのパイプは金属製(鉛と錫の合金)です。鍵盤及びストップはメカニカルアクションです(1960年に更新)。音律は平均律で、バロック音楽だけでなくすべての時代のスタイルの音楽が演奏される現代のコンサート事情に沿っているといえます。

ミュラーオルガンは主に夏期に、市主催のコンサートと日曜日の礼拝において演奏されます。一般公開コンサートの他に、ハーレム市オルガニストによるプライベートコンサートも可能で、企業や機関向けのイベントとして人気が高まってきています。

オルガニスト

ヨス・ファン・デア・コーイ
Wikipedia参照

アントン・パウ(1961年ズトフェン生まれ)
アントン・パウは1991年にハーレム市によって聖バーヴォ教会の教会オルガニストに任命された。これにより、ハーレム市オルガニストのヨス・ファン・デア・コーイとともにクリスティアン・ミュラーオルガン(1738年製)の常任オルガニストのひとりとなる。

彼の仕事は、ハーレム市セントルムのプロテスタント教会の礼拝におけるオルガン奏楽を含む。また、夏期に毎週開催されるコンサート・ヴェスパー(夕拝)の企画・プログラム作成及び進行も担当。さらに、ハーレム市主催のオルガンコンサートのプログラム作成にも関わり、ミュラーオルガンの管理と運営の責任も負う。

1998年、アントン・パウは、改革派教会(Hervormde Kerk、現プロテスタント教会)よりハーレムの大教会(聖バーヴォ教会)及び新教会のカントールに任命され、教会聖歌隊アウデ・バーヴォ・カントライを指導している(カントライのページを参照)。彼はその他のヴォーカルアンサンブルの指揮者としても活動している。

アントン・パウはオルガン(ピート・ケーに師事)及び教会音楽(ヤン・ブッケ及びクラース・ボルトの両氏に師事)を、アムステルダムのスヴェーリンク音楽院で学び、これらの科目両方について演奏家ディプロマを取得。音楽院で学んだ後は、トン・コープマン、ジャン・ボワイエ等にも師事している。

彼はオルガンと聖歌隊のために様々な作品を作曲・出版している。彼の演奏はラジオ、TV及び多数のCDに収録されている。
電話番号/住所:Contactを参照。

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